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<title>みちとの遭遇～ほとんど映画日記～</title>
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<description>限りある人生の中で映画や本は自分の枠を超えた新たな経験を得られる場所。それは未知なる世界・・・。</description>
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<title>自由へのトンネル　-1962ベルリン-</title>
<description> 原題：「Der Tunnel」1999年・ドイツ（90分）ドキュメンタリー監督・脚本：マルクス・フェッター1962年9月、西ベルリンの大学生4人は、東側の家族や友人、恋人を連れ戻すために危険を覚悟で、145メートルのトンネルの掘削を開始する。その様子を密かにアメリカのテレビ局に撮影させることで掘削資金を工面し、このプロジェクトを成功させる。NBCテレビによって撮影され、1963年に放送されたオリジナルのドキュメンタリー映像に加え
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/02.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/02s.jpg" alt="自由へのトンネル　1962　ベルリン" border="0" width="120" height="93" /></a><span style="color:#0000ff">原題：「Der Tunnel」1999年・ドイツ（90分）ドキュメンタリー<br />監督・脚本：マルクス・フェッター</span><br /><br /><br /><br /><br /><span style="color:#006600">1962年9月、西ベルリンの大学生4人は、東側の家族や友人、恋人を連れ戻すために危険を覚悟で、145メートルのトンネルの掘削を開始する。その様子を密かにアメリカのテレビ局に撮影させることで掘削資金を工面し、このプロジェクトを成功させる。<br />NBCテレビによって撮影され、1963年に放送されたオリジナルのドキュメンタリー映像に加え、大学生だった4人がカメラの前で38年前を振り返る。（ヒストリーチャンネルより）</span><br /><br />尚、1963年に放送されると大きな反響を巻き起こしたオリジナルのドキュメンタリーは、同年のエミー賞のドキュメンタリー部門で３冠を受賞した。<br />2000年　ドイツ・テレビ賞   ベストドキュメンタリー賞受賞<br /><br />ドキュメンタリーは前編「愛する人のために」、後編「再会」の二部で構成されている。<br />４人の学生とはイタリア人留学生ルイジ・スピナ（ジジ）、ドメニコ・セスタ（ミモ）と東ベルリンから脱出してきたハッソ・ヘルシェルとウリ・プファイファー。<br />ハッソは偽造パスポートにより、ウリは下水道を通って西ベルリンに渡った。<br /><br />ジジは東ベルリンにいる親友のペーターを、ハッソは妹アニタ、ウリは恋人を脱出させるためにトンネル堀りをはじめる。<br />最初は4人で始めたものの、当然ながら4人で掘る事は無理なため仲間を募り、最終的に協力者は41人にもなったという。協力者は、主に学生や東側からの脱出者のようである。<br /><br />トンネル内の換気の問題、西側の水道管の破裂など様々な問題を解消していくもののやがて、東側の水道管を破損したことによりトンネル内が水浸しになり、これ以上掘り進めることが難しくなり、出口を一つ手前のシェーンホルツ通り７番地に変更することを余儀なくされる。救出は泥まみれの中で行われ、全員が脱出後にトンネルは水没。東側に全く気づかれなかったにもかかわらず、トンネルはその後は使うことが不可能となってしまう。<br /><br />興味深いのは、西側の水道管が破裂し、壁がドロドロになってしまった時、それを食い止めるために、役所に電話をし、指定箇所の水道管の修理を頼んだこと。<br />当然ながら不審に思われるが、担当者から政治家へそして公安警察へと連絡が行き、やがて学生寮に’水漏れの問題は了解している、君たちが何をしているかも了解している’という電話があり、あるアメリカ人のもとに行くよう指示されそこで仲間の情報を聞かれたという。<br />当事、西ベルリン当局は、壁は違法であるという立場を取り、西ベルリン当局やCIAはトンネルの存在に気づきながらも黙認していたという。ある意味、トンネルはアメリカ側によって守られていたとも言えるのである。<br /><br />このドキュメンタリーからローランド・ズゾ・リヒター監督による映画「<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-404.html" target="_blank" title="トンネル">トンネル</a>」は東ベルリンから逃げてきた二人を中心としたものでエンツォ・モンテレオーネ監督によるＴＶＭ「<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-403.html" target="_blank" title="自由へのトンネル">自由へのトンネル</a>」はイタリア人留学生の二人を中心として描かれたものだと分かる。<br />映画がドイツ製作であることに対し、ドラマはイタリア、ハンガリーとの共作で、実際のロケ地がハンガリーであることからも外国人による協力者をメインに製作しようとした意図が感じられる。<br /><br />違う視点から描くことでそれぞれが違った良さがあると改めて納得したが、やはりどちらもかなり脚色されていることも分かる。<br />ドラマでの一番の大きな違いはペーターが実際には銃殺されていないことだろうか。彼は無事に西に渡るが、NBCの打ち上げの際に、彼の妻エベリーンとトンネル堀りに参加していたヨアヒムが恋に落ち、ペーターとの仲は壊れ、後にエベリーンはヨアヒムと結婚したという。<br /><br /><span style="color:#ff0000">映画・ドラマと事実との相違</span><br /><strong>映画「トンネル」</strong><br />■ハッソは東ベルリンの暴動にいたために4年半もの間、東ドイツの収容所に入れられたことから当局に復讐しようと思っていた。（1958年24歳の時に出所）<br />■ウリはもとはハッソの妹アニタの友達で、アニタの友達の仲でも一番気が合った。<br />■下水道での脱出は６人までとされ、残りの定員が１人だっため先にウリが脱出。ウリの成功から恋人にもこの脱出方法を薦めるが、やがて取調べが厳しくなりウリの恋人は逮捕されてしまう。大学の仲間3人は禁固8年、恋人は7年、一緒に捕まった仲間3人は6年と5年の刑となり、ウリの恋人は当局に協力するよう説得された。<br />■水道管の修理をさせたのは西側でのこと。さすがに東側での破損はどうにもならずに予定を変更せざるを得なかった。<br /><br /><strong>ＴＶＭ「自由へのトンネル」</strong><br />■先に留学していたジジが建築を学びたがっていたミモに西ベルリンへの留学を誘うのは同じだが、ペーターの親友は実際にはくジジ。ペーターとジジは同じクラスで東ベルリンのペーターの家を行き来するほど仲が良かった。<br />■トンネル堀りはミモが新聞の記事をジジに見せたことからはじまる。<br />■当初、東側の出口は知り合いのブルガリア人の住んでいるアパートの地下であった。<br />■作業中に上から土が落ちてきたことから崩れる土を木を使ってトンネルを支える方法を取るようになった。<br />■ある日、ジジとミモは、トンネル28という映画を撮影していることを知り、広報担当の所へ行き、資金出資を条件に本物のトンネルを撮影しないかと話を持ちかける。広報担当者フランツからマイヤーへ、マイヤーがNBCの橋渡しとなり、5万マルクでその映像を買う契約をする。NBCとの取引は仲間のうちでは秘密とされ、二人の他にはハッソとウリしか知らず、後にそのことを知った多くの仲間が怒ったという。<br />■妻（後に短縮されたが妊娠中にも関わらず禁固10ヶ月となった）と子供を助けるために途中から仲間に入れて欲しいと近づいてきたクラウス・シュトルマーをスパイと疑い拘束。しかし最後に脱出させるという条件で彼の妻も子供も無事脱出に成功。クラウスのスパイ容疑も晴れた。<br />■西側の連絡係を務めたのは、イタリア在住のミモの妻エレンで、休暇を取ってミモに会いに来ていた彼女に協力を依頼した。<br />■ジジの親友ペーターは実際には銃殺されておらず、無事に西へ渡った。<br /><br />満足度★★★★★<br />お薦め度★★★★★ ]]>
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<dc:subject>映画</dc:subject>
<dc:date>2009-11-24T22:20:00+09:00</dc:date>
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<title>ボストン・リーガル シーズン４ ♯5</title>
<description> 第5話「ジョセフの苦難（原題:HOPE AND GLORY）」  「一時的な精神錯乱」を理由に犯す予定の殺人事件の弁護を依頼しに、女性がアランを訪れる。驚いたアランは、デニーに助けを求める。一方、ケイティーとジェリーは犯していない罪によって迫害されているジョセフ・ワシントンの弁護を再度引き受ける。（FOXより）ケイティーとジェリーは逮捕されたジョゼフのもとへ行く。二人は、性犯罪者が町の境界を運転するのは犯罪だという条
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<![CDATA[ <span style="color:#006600"><strong>第5話「ジョセフの苦難（原題:HOPE AND GLORY）」  </strong><br />「一時的な精神錯乱」を理由に犯す予定の殺人事件の弁護を依頼しに、女性がアランを訪れる。驚いたアランは、デニーに助けを求める。一方、ケイティーとジェリーは犯していない罪によって迫害されているジョセフ・ワシントンの弁護を再度引き受ける。（FOXより）</span><br /><br />ケイティーとジェリーは逮捕されたジョゼフのもとへ行く。二人は、性犯罪者が町の境界を運転するのは犯罪だという条例が一夜で可決されたことを知る。<br />ジョゼフは、「レイプの前科（<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-380.html" target="_blank" title="第２話参照">第２話参照</a>）があるから性犯罪者の登録をした。この町にしか仕事がないのに登録してからは嫌がらせを受けている。家を追い立てられ、公共交通機関も使えずそして逮捕された」と言う。<br />ケイティーは、罪状認否で「条例は昨夜可決され、警告なしに逮捕された。違法行為を知らなかったジョゼフはただ職場に向かっただけだ」と主張する。<br />ケイティーの主張は認められるが、ケイティーはさらに条例の取り消しを要求。<br />しかし性犯罪を規制する法律は正当とされているため、あっけなく却下される。<br />そして判事に「彼は自由だ。ぜひ遠くへ行ってもらいたい」と言われてしまう。<br />納得のいかないケイティーとジェリーは、次に<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%B3%E6%B3%95" target="_blank" title="ミーガン法">ミーガン法</a>の撤廃を判事に訴えるが、これも当然ながら却下される。<br />サックは二人にジョゼフを過去に訴えた女性を探し出し有罪判決を撤回させ、性犯罪の登録を取り消すようアドバイスする。<br />ケイティーは、ジョゼフを訴えたグウェン・リチャーズを探し出し、説得を試みる。最初は断られるもののグウェンは事務所を訪れ証言すると言う。グウェンは、偽証罪に問われることを覚悟で1985年のレイプ事件の真相を法廷で証言。グウェンは偽証罪で身柄を拘束されるが、ジョゼフは性犯罪の登録を取り消されることになり自由が与えられる。しかし、判決後にローレン・デルホーンという女性が現れ、ジョゼフは刑期を全うしたかもしれないがそれでも町から出て行って欲しいと言う。<br />その後、ジョゼフは何者かによって殺されてしまう。<br /><br />アランのもとに娘が殺されたというパトリス・ケリーという女性がやって来る。<br />パトリスは、「犯人は大金で敏腕弁護士を雇い、一時的な心神喪失で無罪になった。犯人を殺すから一時的な心神喪失で無罪にして欲しい」と言う。<br />「弁護はできない」とアランは言うが、パトリスは娘ハンナを撲殺したジョージ・ハーモンを撃ち殺してしまう。アランはパトリスの弁護を引き受けることになる。<br />パトリスはアランにことごとく論理的に指示を出す。パトリスは、まずは保釈を要求するように言う。保釈されたパトリスは、今度は黒人の陪審員がいるから弁護団にも黒人を入れるよう要求。さらにデニーのような富の象徴のような人は邪魔になるから弁護団には入れないで欲しいと言う。そしてホイットニーがこの案件に加わることになる。（次週につづく）<br /><br />ロレインはアランの分裂言語を治そうと親身になる。アランはロレインに初体験の出来事と、母親からの愛情を与えられなかった過去と、一度だけ母親の愛を感じた時のことを話す。<br /><br /><hr size="1" /><br />性犯罪は精神の殺人であり、過剰なほどの町の人々の警戒ぶりは個人的には理解できる。しかしジョゼフの場合は冤罪である。ジョゼフのようなケースは稀だと思うが、冤罪がいかにその人の人生を狂わせるかが知れ、冤罪は決してあってはならないことだと痛感させられる。<br />ジョゼフと信頼関係を結び尽力してきたケイティーにとって、ジョゼフの死はあまりにも辛いことだが、サックがケイティーに向かって「ベテランの弁護士は依頼人と親しくなるなというのは正しい教えだろうが、ジョゼフは親しい弁護士がいて幸運だった。ケイティーのおかげで無実の男として死んだ」と言う台詞に救われる。<br />今回は、サックがいかに優秀な弁護士であるか、そしてシャーリーがなぜサックに惹かれたのか分かるような回でもあった。<br />それにしてもジョゼフを殺したのは一体誰なのだろう・・・。<br /><br />計画的な復讐殺人の弁護を受け持ってしまったアラン。冷静沈着なパトリスの言動が不気味である。出番は少なかったが、気の強いホイットニーは意外と良い味を発揮。アランとホイットニーはこの案件をどう対処するのだろうか。<br />そしてアランを母性のような愛情で接するロレインは、アランの心の問題を解決できるのだろうか。 ]]>
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<dc:subject>ドラマ</dc:subject>
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<dc:creator>みち</dc:creator>
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<title>トンネル</title>
<description> 原題：「DER TUNNEL」2001年・ドイツ（167分）監督：ローランド・ズゾ・リヒター&amp;#8195;脚本：ヨハンヌ・Ｗ・ベッツ出演：ハノイ・フェルヒ/ニコレッテ・クレビッツ/セバスチャン・コッホ/マフメット・クルトゥルス/フェリックス・アイトナー/アレクサンドラ・マリア・ララ/クラウディア・ミヒェルゼン/ハインリッヒ・シュミーダー/ウーヴェ・コキッシュ1961年8月、ベルリン。一夜にして東西ドイツが分断されてしまう。西側への人
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/200911201045047d6.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/200911201045047d6s.jpg" alt="トンネル" border="0" width="83" height="120" /></a><span style="color:#0000ff">原題：「DER TUNNEL」2001年・ドイツ（167分）<br />監督：ローランド・ズゾ・リヒター&#8195;<br />脚本：ヨハンヌ・Ｗ・ベッツ<br />出演：ハノイ・フェルヒ/ニコレッテ・クレビッツ/セバスチャン・コッホ/マフメット・クルトゥルス/フェリックス・アイトナー/アレクサンドラ・マリア・ララ/クラウディア・ミヒェルゼン/ハインリッヒ・シュミーダー/ウーヴェ・コキッシュ</span><br /><br /><span style="color:#006600">1961年8月、ベルリン。一夜にして東西ドイツが分断されてしまう。西側への人々の流出を阻止するため東ドイツは東西ベルリンの境界線に壁を作ることを決定し、有刺鉄線を張り巡らし銃を持った兵士を監視に当たらせたのだ。これにより、それまで比較的行き来が容易だったために運悪くその時東西ベルリンに別々にいた愛する家族や恋人までもが引き裂かれることとなった。西ベルリンにいたハリー（ハノイ・フェルヒ）、マチス（セバスチャン・コッホ）、フリッツィ（ニコレッテ・クレビッツ）らは、東側に残してきてしまった大切な人を救い出すためにトンネルの建設を計画するのだった……。（allcinemaより）</span><br /><br />第二次世界大戦後、ソ連に占領された東側と、アメリカ、イギリス、フランスが占領した西側の間に、東から西への流出を防ぐために建てられた“ベルリンの壁”。<br />壁が崩壊するまでの28年の間、東ベルリンから西ベルリンに脱走しようとした住民は、東ドイツ国境警備隊により狙撃され、その数は192名といわれている。しかしその一方で様々な方法で壁の通過に成功した東ドイツ国民は5000人を超えるという。<br />本作は、9ヶ月をかけて145メートルのトンネルを掘り、危険にさらされながらも29人を東側から脱出させたという実話に基づいているという。<br />また本作は、本国ドイツでテレビで放送された前後編から成る180分のドラマを映画用として再編集。予め映画化を想定して35mmフィルムで撮影が行われた。制作費は約8億円。<br /><br />2001年　モントリオール国際映画際コンペティション部門観客賞受賞<br />2001年　パーム・スプリング映画祭コンペティション部門最優秀作品賞受賞<br />2001年　ドイツ映画際（ロサンゼルス）オープニング作品観客賞受賞<br /><br />2004年にイタリアで製作された前後編から成る195分のＴＶＭ「<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-403.html" target="_blank" title="自由へのトンネル">自由へのトンネル</a>」では、主人公が学生のため、トンネル堀り、秘密を厳守することの難しさに加え、資金調達の苦労も詳細に描かれていた。本作では人間ドラマに焦点を当てることによりイタリア版とはまた違った興味深い内容となっている。<br /><br />1981年8月13日、東西ドイツを結ぶ道路が突然遮断される。<br />マチスと妊娠中の妻カロラは、下水道を通って西側に脱出を図るが、マチスは逃げ切ったもののカロラは国境警備隊に捕らえられてしまう。<br />ハリーは変装し、マチスの用意した偽造パスポートを使って検問所を通り抜けるが、妹のロッテは娘を危険にさらすことができないと東側に残る。<br /><br />西ベルリンに着いたハリーは、マチスとマチスの友人フレッドとヴィッグと合流する。<br />ハリーは、親友のマチス、母親を東ベルリンに残してきたフレッド、解放運動に尽力するイタリア系アメリカ人のヴィッグと共に東側に残された人を救うためにトンネルを掘り始め、そこに東ベルリンにいる恋人を脱出させたいフィリッツが加わる。<br /><br />一方、捕らえられたカロラは国家保安省のクリューガー大佐に脅迫され、スパイとなりロッテに巧みに近づく。ある日、ロッテとハリーの連絡係として東と西を行き来していたヴィッグが捕らえられ拷問されたことから、ハリーたちは偽の情報を流し、カロラがスパイであることを突き止める。偽の情報を与えられたクリューガー大佐はもはやカロラは使いものにはならないと判断し、今度はロッテの夫テオにスパイを命じる・・・。<br /><br /><span style="color:#ff0000">＜ネタバレ注意＞</span><br /><br />本作における一番の悲劇は、フィリッツの恋人ハイナーが殺されるシーンではないだろうか。<br />フィリッツに会えない不安ともどかしさが、ハイナーを無謀な行動へと駆り立てるのだが、ハイナーを狙撃した兵士もまたハイナーを撃つことを躊躇する。兵士の’止まれ’という心からの叫びは、撃ちたくないが、撃たなければならない戸惑いが感じられ、発砲後に見せる複雑な表情が印象的である。<br />そしてすぐ側にいて互いの名前を呼び合うフィリップとハイナーの前に立ちはだかるベルリンの壁。側にいることが感じられても触れることすら出来ない壁の存在は、あまりにも非情で残酷である。しかし、皮肉にもその非情で残酷な場面が、深い悲しみを表現する名シーンともなっている。<br /><br />そしてまた、自分の流した情報で悲劇が起こってしまったカロラとテオの心情を思うとその苦悩も計り知れない。カロラの自己犠牲はまるで贖罪のようで痛ましいが、その後にカロラが無事に保釈されたことは救いである。<br /><br />衝撃的な展開は167分という長さを感じさせず、娯楽要素も交えたドラマチックな展開は、どこまでが事実に基づいているのかは疑問だが、分断による混乱や悲劇を知ることができる作品であることに違いない。観て損のない作品というより、観るべき作品なのではないだろうか。必見。<br /><br />満足度★★★★★<br />お薦め度★★★★★<br /><br />ハリー（ハイノー・フェルヒ）<br />ロッテ・ローマン（アレクサンドラ・マリア・ララ）ハリーの妹<br />テオ・ローマン（ハインリッヒ・シュミーター）ロッテの夫<br />イナ・ローマン（サラ・クベル）ロッテとテオの娘<br />マチス（セバスチャン・コッホ）ハリーの親友・エンジニア<br />カロラ（クラウディア・ミヒェルセン）マチスの妻<br />フリッツィ（ニコレッテ・クレビッツ）東ベルリンの恋人ハイナーを救うために参加<br />ヴィック（マフメット・タルトゥルス）イタリア系アメリカ人<br />ブレッド（フェリックス・アイトナー）東ベルリンにいる母親を救うために参加<br />クリューガー大佐（ウーヴェ・コキッシュ）国家保安省<br /><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/6F4jldHqJ_s&hl=ja_JP&fs=1&color1=0x006699&color2=0x54abd6"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/6F4jldHqJ_s&hl=ja_JP&fs=1&color1=0x006699&color2=0x54abd6" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br /><span style="color:#ff0000">関連作品</span>：「<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-406.html" target="_blank" title="自由へのトンネル -1962ベルリン- ">自由へのトンネル -1962ベルリン- </a>」（ドキュメンタリー） ]]>
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<title>自由へのトンネル</title>
<description> 原題：「Il tunnel della libert&amp;agrave;」2004年・イタリア/ハンガリー（195分）ＴＶＭ監督・脚本：エンツォ・モンテレオーネ&amp;#8195;脚本：フランチェスコ・ブルーニ出演：キム・ロッシ・スチュアート/パオロ・ブリグリア/アッティラ・キラニー/クララ・ヴェルガ第二次世界大戦後、ソ連に占領された東側と、アメリカ、イギリス、フランスが占領した西側の間に、東から西への流出を防ぐために建てられた“ベルリンの壁”。壁が崩壊す
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/tunnel_liberta.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/tunnel_libertas.jpg" alt="自由へのトンネル" border="0" width="92" height="120" /></a><span style="color:#0000ff">原題：「Il tunnel della libert&agrave;」<br />2004年・イタリア/ハンガリー（195分）ＴＶＭ<br />監督・脚本：エンツォ・モンテレオーネ&#8195;<br />脚本：フランチェスコ・ブルーニ<br />出演：キム・ロッシ・スチュアート/パオロ・ブリグリア/アッティラ・キラニー/クララ・ヴェルガ</span><br /><br />第二次世界大戦後、ソ連に占領された東側と、アメリカ、イギリス、フランスが占領した西側の間に、東から西への流出を防ぐために建てられた“ベルリンの壁”。<br />壁が崩壊するまでの28年の間、東ベルリンから西ベルリンに脱走しようとした住民は、東ドイツ国境警備隊により狙撃され、その数は190名以上といわれている。しかしその一方で様々な方法で壁の通過に成功した東ドイツ国民は5000人を超えるという。<br />本作は、1961年、西ベルリンに住む留学生、ミンモとジジが、東側への帰郷中に建った“壁”のため西側に戻れなくなった同級生ペーターを救うべく、東西のベルリンを結ぶ地下トンネルを掘ったという、実話に基づいているという。 <br />監督は、第64回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したイタリア映画「エーゲ海の天使」で脚本を手がけたエンツォ・モンテレオーネ。wowowにて視聴。<br /><br /><span style="color:#006600"><strong>＜あらすじ＞<br />前編（99分）</strong><br />1961年8月13日。東西ベルリンの境界検問所が突然閉鎖され、東側と西側に分断される。東ベルリンでペーター（アッティラ・キラリー）の娘の洗礼式に出席していたイタリア人留学生のミンモ（キム・ロッシ・スチュアート）、ジージ（パオロ・ブリググーリア）そしてドイツ人のマルクス（ペーテル・ヤニチェク）、トーマス（ペーテル・ホルカイ）は、ペーターと共に急いで検問所へ向かう。ミンモとジージはイタリア人であることから通行を許可されるが、ペーター、マルクス、トーマスは西側に行くことができない。<br />その後、マルクスとトーマスは、ハッソという男の協力で境界を突破するが、幼い子供と妻がいるペーターは家族を危険にさらすことができないと残る。<br />工学を学ぶミンモは、ペーター一家を助けるためにトンネルを掘ることを思いつく。しかし綿密な計画のもと、ジージとはじめたトンネル堀りは、思った以上に過酷で二人の力ではなかなか進まない。二人は、マルクスとトーマスに協力を求め、家族を残してきたハッソと東側に恋人がいる図書館司書のロルフ（アダム・シュネル）を加える。<br />様々なトラブルを解消しながら堀り続けていたある日、作業中に水道管を破損し、トンネルの中が水浸しになってしまう。このまま掘り続ければ崩れる危険があり、水を外に出さなければならない。しかし水を汲み上げるポンプを買うお金は残されていない。計画は止むなく中止となる。<br />ペーターが１ヵ月後に兵役に就くことになり焦りを感じたミンモに、ジージはトラックで検問を強行突破した新聞記事を見せる。計画した男はフライジャーと言い、何度も検問を突破することに成功しているという。ミンモはその車に同乗し危険と知りながらもトラックでの脱出を試みる。しかし、人民警察に見つかり脱出に失敗した上に、待ち合わ時間に遅れたペーターが自力で脱出しようと射殺されてしまう。<br /><br /><strong>後編（96分）</strong><br />ある日、東ベルリンで身柄を拘束されたロルフは、国家保安省（シュタージ）から恋人のカリンを刑務所に入れさせたくなければ逃亡計画の情報を流すよう要求される。そして満足のいく結果が出れば、カリンの出国を許可するという。スパイは出来ないと拒否したロルフは激しい暴力を受け、カリンは連行されてしまい、ロルフはやむなくスパイとなる。<br />一方、ミンモは、恋人のエレン（アントニア・リスコヴァ）に秘密にしていたトンネルのことを話す。誰にも言わない約束だとジージは責めるが、エレンがアメリカのテレビ局が情報を求めていることを二人に知らせたことから事が動き出す。ミンモは、テレビ局に金銭的援助をするならトンネル堀りの取材を許可する話を持ち込む。そしてテレビ局の援助のもと、トンネル内の水は排出され、ミンモらはトンネル堀りを再開する。<br />トンネルの開通が近づいてきたある日、ジージは崩れてきた土砂と補強材の下敷きになり骨折してしまう。回復には時間がかかり、東側の案内役のジージの代わりを探さなければならない。検問所を自由に通るためには、東ドイツ以外の人間でなければならず、仲間ではロルフしかいないが、任務は危険が伴う上に、失敗は許されず気の弱いロルフには任せられない。検問所を一度も通ったことがなく、西ドイツの人間で人民警察に顔を知られてない人物を探そうとする二人に、エレンが案内役を買って出る。そしていよいよ脱出の日がやってくる・・・。</span><br /><br />実際に10以上掘られたというトンネルは、トンネルが崩れたり、挫折したり、あるいは秘密警察に見つかるなど成功した例はそれほど多くはないようだ。成功した例は、 ローランド・ズゾ・リヒター監督による2001年のドイツ映画「<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-404.html" target="_blank" title="トンネル">トンネル</a>」で描かれているものが有名だろうか。 <br /><br />ドイツ映画「トンネル」では人間ドラマに焦点を当てているためドラマ性が強かったが、本作では、資金調達やトンネル作りの苦労、いかにして秘密を厳守したかなども詳細に描かれ、ドイツ版ではあまり描かれなかったトンネル作りの過程が知れ、また違った興味深い内容となっている。本作がどの程度事実に基づいているのかは分からないが、ラストにミンモとエレン、ジージのその後が分かることからかなり事実に近いと思われる。<br /><br />何より家族でも恋人でもなく、友人のためだけに危険を省みず行動するミンモとジージそしてエレンの勇気は感動的である。また恋人のために仲間を裏切らなければならなかったロルフの苦悩と決断も心に残る。<br />そしてペーターのエピソードにおいては、未来の希望を打ち砕かれる悲劇も描かれている。<br />ペーターは、分断により西ベルリンでの就学を諦めなければならない上に、すでに就職先が決まっていたにもかかわらず、監視のために国から職を与えられ、やがて徴兵命令が出てしまう。彼の絶望が無謀な行動へと駆り立て悲劇となる展開はあまりにも痛ましい。<br />気になるのは、妊娠中の妻を東側に残し、封鎖された時に西側にいたピーター・フランコヴィッチのその後。一人でトンネルを掘っていたが、一人では無理だと他のトンネルを探しているうちにミンモたちを見つけるのだが、ミンモたちに東側のスパイだと疑われ、脱出が終わるまで監禁されてしまう。トンネルの存在は秘密警察に知られてしまい、トンネルは使うことができないため、彼は妻と生まれた子供に会うことはできなかったのだろうか。 <br /><br />吹き替えなのは残念だが、スリリングな展開はサスペンス映画のような緊迫感で195分という長さを感じさせず、実話だからこそ観終わった後も心に響くものがある。細かい点の脚色があったとしても、当事の混乱を知ることができる見応えのある作品となっている。 <br />余談だが、映画「家の鍵」で知られる主演のキム・ロッシ・スチュアートは、本作では髪型のせいかアメリカ俳優ジェイソン・ベアにちょっと似てる。 <br /><br />満足度★★★★ <br />お薦め度★★★★ <br /><br />ミンモ/ドメニコ（キム・ロッシ・スチュアート）イタリア人留学生 <br />ジージ/ルイジ（パオロ・ブリググーリア）イタリア人留学生 <br />ペーター（アッティラ・キラリー） <br />イヴリン（クララ・ヴェルガ）ペーターの妻 <br />エレン（アントニア・リスコヴァ）デュッセルドルフ出身 <br />ロルフ（アダム・シュネル）ミュンヘン出身 <br />トーマス（ペーテル・ホルカイ） <br />マルクス（ペーテル・ヤニチェク）<br /><br /><span style="color:#ff0000">関連作品</span>：「<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-406.html" target="_blank" title="自由へのトンネル -1962ベルリン- ">自由へのトンネル -1962ベルリン- </a>」（ドキュメンタリー） ]]>
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<dc:subject>映画</dc:subject>
<dc:date>2009-11-19T12:35:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>みち</dc:creator>
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<title>マンデラの名もなき看守</title>
<description> 原題：「GOODBYE BAFANA」2007年・フランス/ドイツ/ベルギー/南アフリカ(117分）監督：ビレ・アウグスト / 脚本：グレッグ・ラター原作：ジェームズ・グレゴリー/ボブ・グレアム出演：ジョセフ・ファインズ/デニス・ヘイスバート/ダイアン・クルーガー/パトリック・リスター/テリー・フェト/シャイロ・ヘンダーソン1968年、アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。黒人差別を当然のように受け入れていた白人男性のジェームズ・グ
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/20091116150719bd6.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/r/i/c/ricochan7/20091116150719bd6s.jpg" alt="マンデラの名もなき看守" border="0" width="84" height="120" /></a><span style="color:#0000ff">原題：「GOODBYE BAFANA」<br />2007年・フランス/ドイツ/ベルギー/南アフリカ(117分）<br />監督：ビレ・アウグスト / 脚本：グレッグ・ラター<br />原作：ジェームズ・グレゴリー/ボブ・グレアム<br />出演：ジョセフ・ファインズ/デニス・ヘイスバート/ダイアン・クルーガー/パトリック・リスター/テリー・フェト/シャイロ・ヘンダーソン</span><br /><br /><span style="color:#006600">1968年、アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。黒人差別を当然のように受け入れていた白人男性のジェームズ・グレゴリー（ジョセフ・ファインズ）は、反政府運動の首謀者、ネルソン・マンデラ（デニス・ヘイスバート）の看守に抜擢される。マンデラと故郷が近く彼らの言葉であるコーサ語がわかるグレゴリーには、秘密の会話や手紙の内容をチェックすることが求められた。しかし、マンデラに長く接していく中でグレゴリーのマンデラに対する見方は変わり始め、次第に彼の気高い思想に傾倒していくが…。（allcinemaより）</span><br /><br />監督は「ペレ」「愛と精霊の家」のデンマーク出身のビレ・アウグスト。<br />ネルソン・マンデラが始めて映画化を許したという本作は、グレゴリーがマンデラの看守となった1968年からマンデラが釈放される1990年2月11日までを描いている。<br />原作は、ジェームズ・グレゴリーの著書「<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Goodbye_Bafana" target="_blank" title="Goodbye Bafana">Goodbye Bafana</a>: Nelson Mandela, My Prisoner, My Friend 」。バファナ（Bafana）とはグレゴリーの幼少時代の黒人の友人の名前。劇中では、一人っ子だったジェームズが、幼少時代に遊んだ黒人の少年との交流からコーサ語を話せるようになり、マンデラを理解するきっかけとなったとされている。<br /><br />原作にどこまで忠実なのか、また原作そのものもどこまで真実なのかは分からない。<br />しかし、当事、当たり前のように差別が行われていたことによる差別に対する無自覚さ、’自由憲章’が禁制品であることから白人にはマンデラの主張する内容が理解されていなかったことは興味深い。<br /><br />マンデラは「生まれつき他者を憎む者などいない。人は憎しみを学ぶのだ。」と言ったという。<br />ジェームズも子供の頃は偏見を持たずにバファナと遊び、またジェームズの幼い子供も不平等に対する疑問を両親に投げかけている。ジェームズはマンデラと接することで次第に彼の思想と人柄を理解し、自分の過ちを正していく。<br />本作では、アパルトヘイトにおける差別と共に抗争における被害が、多くの人々に苦しみを与えたという現実も知ることもできる。アパルトヘイトを知る手掛かりとして観て損のない作品となっている。<br /><br />関連作品：<a href="http://ricochan7.blog87.fc2.com/blog-entry-258.html" target="_blank" title="輝く夜明けに向かって">輝く夜明けに向かって</a><br /><br />満足度★★★★<br />お薦め度★★★★<br /><br /><object width="450" height="295"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/NalpHp0IleY&hl=ja_JP&fs=1&color1=0x006699&color2=0x54abd6"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/NalpHp0IleY&hl=ja_JP&fs=1&color1=0x006699&color2=0x54abd6" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="450" height="295"></embed></object><br /><br /><strong>【ネルソン・マンデラ（1918～）】</strong><br />1918年7月18日、南アフリカのウムタタ地方にテンブ族首長の息子として生まれる。フォートヘア大学に入学するも、学生運動に参加したため退学となる。その後ウィットワーテルスランド大学に進み、42年に法学の学位を取得。44年にはＡＮＣ（アフリカ民族会議）に入党。国民党が48年に政権を握り、アパルトヘイト政策が施行されると、マンデラとANC党員は政府の人種隔離政策に反対する運動を始める。56年、マンデラは国家反逆罪で逮捕されるが、５年後に無罪放免となる。<br />60年のシャープビルの大虐殺以後、ANCとは活動を禁止される。マンデラはANCの非暴力の活動方針を見限り、ウムコント・ウェ・シズウェ（民族の槍）と呼ばれる軍事組織を設立。62年、５年間の重労働への服役を命じられ、63年には妨害行為、国家反逆罪、共謀罪で他の政治犯と共に有罪判決を受ける。この時マンデラに宣告されたのは終身刑であった。90年になって、27年間という先例のない政治犯の長期投獄という事実を受け、フレデリック・デ・クラーク大統領はANCの活動禁止命令を解除。マンデラを釈放した。マンデラはその１年後ANCの議長に選出される。<br />このふたりは、その後アパルトヘイトを終焉させるための交渉に共に取り組むこととなった。93年にはその功績を称えてノーベル平和賞を受賞している。その翌年、南アフリカは史上初の自由選挙を行い、ネルソン・マンデラが南アフリカ共和国初の黒人大統領となったのである。<br />マンデラは94年から99年までその任期を務め1999年２月、国会で最後の演説を行い、同年の総選挙を機に政界を引退する。現在はユネスコ親善大使に就任している。（公式HPより）<br /><br /><strong>【アパルトヘイト（Apartheid）】</strong><br />アフリカーンス語で分離、隔離の意味を持つ言葉。特に南アフリカ共和国における白人と非白人（黒人、インド、パキスタン、マレーシアなどからのアジア系住民や、カラードとよばれる混血民）の諸関係を差別的に規定する<strong>人種隔離政策</strong>のことを指す。<br />基本的には17世紀以来のものであるが、アパルトヘイトという言葉は、1913年の原住民土地法に登場する。しかし、広く使われ始めたのは、国民党が人種差別を制度的に強化した1948年以降である。差別される側の黒人は約2500万人、インド系住民約90万人に対して、白人は490万人にすぎない。<br />白人政府は、「南アフリカにはたくさんの民族が住んでいて、それぞれ違う伝統や文化、言語を持っている。それぞれの民族が独自に発展するべきだ。アパルトヘイトは差別ではなく、分離発展である」と表向き主張した。しかし、ねらいは少数の白人による政治的経済的特権を維持し、安価な労働力を非白人から供給することにあった。<br />1980年代後半は、国際社会から激しい非難を浴び、貿易禁止などの経済制裁を受け、経済的に行き詰まった結果、1991年に当時のデクラーク大統領が法律撤廃を打ち出した。その後、ANC（アフリカ民族会議）など、解放勢力との長期にわたる交渉の末に、1994年全人種による初の総選挙が行われ、国際連合に「人類に対する犯罪」とまで言われたこの制度は完全撤廃された。（ウィキペディアより） ]]>
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<dc:creator>みち</dc:creator>
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